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2011.04.14 Thursday

パリ・ユネスコ本部国際会議場での東日本大震災チャリティー演奏会

 3月11日の朝、パリに住む私はいつものようにパソコンのスイッチを入れ、フェースブックのニュースフィードページにログイン。

そうしたら・・

東京在住の弟も、大阪在住の妹も、一様に

「大きな地震があった。ものすごく揺れた。怖い。」

とコメントしているではありませんか!!

びっくりしてすぐに大阪の実家に電話をかけてみましたが、つながりません。。。

東京・恵比寿の高層ビルの上階で働いている弟が

「停電のためビルのエレベーターが全ストップ。とりあえず歩いて地上まで避難した。」

「電車が全部止まっていて鎌倉の自宅まで帰れそうにない。」

「家族と電話連絡取りたいのに、全くつながらない。」

などと、携帯電話を使ってフェースブック上に次々とコメント。

「落ち着いて。あまり動かないように。」

などとこちらからもコメントを入れつつ、慌ててネット上でニュースを検索。NHKのテレビニュースを見つけ、そこでようやく日本に何が起こったかを理解しました。



それから2日間というもの、私はパソコン画面の前を片時も離れず、次々に祖国から入ってくる悲しいニュースや、想像を絶する惨い映像に心身共に打ちひしがれておりました。。。

2日目の晩になり、突然

「やらなければならない。私は何かをやらなければ!音楽家の私ができることは何だろう?」

と、腹の底からの衝動が湧き、とりあえずチャリティー演奏会が開けそうな会場探しを1人でトライ。

ほどなく、私の友人の日本人音楽家達も同じ意思を持っているとわかり、それならば!と、仲間達で「東日本大震災チャリティーコンサート実行委員会」を発足。室内楽とオーケストラの演奏会を並行して企画・準備開始する運びとなりました。

室内楽コンサートは、最終的には3月に3回、4月に4回行う事となり、会場探し、参加者募集、プログラム印刷、広報など、実行委員それぞれが寝る間も惜しんでの準備の日々が続きました。それぞれが帰宅した後も、ネット上での「実行委員スカイプ会議」が深夜まで延々と続く、そんな毎日。

私はもう学校を卒業した身ですが、実行委員の多くは、実は学生さん。みんなそれぞれ授業やら試験やら、あるだろうに・・・と、心配しながらの日々でした(笑)。

オーガニゼーションに関しては全くの素人。手探り状態に近い私達ですが、熱意を理解し、手を差し伸べて下さる方も沢山現れました。

室内楽演奏会の会場を提供して下さった、パリ国立高等音楽院、聖メリ教会、聖ルーテル・トリニテ教会、ハープ製作会社カマック社、日仏文化センター、パリ17区役所、パリ日本文化会館のみなさま、、、、

出演を希望して下さった、総勢100人以上にものぼる音楽家のみなさん、、、、

広報と義援金管理を引き受けてくださったボランティア団体JAPONAIDEのみなさん、、、、

様々な方のご協力で、4月13日現在までに、室内楽演奏会で得た義援金の総計は5000ユーロ以上となっております。

演奏会に参加・ご協力頂いたみなさま、そしてご来場いただいたみなさまに、深く!深く!感謝いたします。



そして、この一連の室内楽演奏会企画と並行して、、、、

オーケストラ演奏会の準備が着々と進みました。。。

実行委員会副委員長である松宮圭太くんの提案で、ユネスコ・パリ本部国際会議場に会場提供を打診する事に。

松宮くんの作成した企画書を携えてのユネスコでの話し合い。
いろいろあった後に、結局我々の熱意に共感して下さったユネスコ職員組合および、一部の職員の方々の御厚意で、会場費を無料にしていただけることとなりました。

とはいうものの、、、

演奏者側の都合でどうしても週末に公演せざるを得ないのだけれど、ユネスコは週末は閉館。公演のための休日出勤の職員および会場の技術師への人件費を払わなければなりません。

それに、通常のコンサートホールではありませんから、譜面台・打楽器・ハープなどの搬入・運搬費用、そして演奏する作品のパート譜賃貸料、著作権料などもかかります。

一体こんな費用がどこから出てくるのか???演奏会を行ったところで、経費を払うだけで精一杯で、義援金などは一銭も残らないんじゃないのか?

しばらく胃の痛い日々が続きました。。。。。

ところが!!

企画書に目を通した日仏笹川財団が

「経費をカバーできるだけの額を援助しますので、演奏会で集まった義援金は全てそのまま日本に送ってください。」

と申し出てくださいました。

そんなこんなしている間にも、、、、

プログラムの選定、それに伴うソリストの決定、オーケストラ参加希望者の募集、参加者のメーリングリスト作成、リハーサル日程の決定、リハーサル場所の予約、楽譜の発注、著作権協会への申請、広報、ポスター・チラシのデザイン、オンライン予約の設定、合唱団員の募集、合唱用編曲の依頼、などなど、、、、

詳細がどんどん具体化してゆき・・・

1365人収容のホールのオンライン予約数が、演奏会2日前にはとうとう1300人を突破。消防法にひっかかるといけないので、慌てて予約を終了するという事態に!!

演奏会前日に、ようやく!最初で最後の(笑)オーケストラ・リハーサル。

結局インターネットの呼びかけや口コミ、知り合いのつてを通じて集まった音楽家達は、、、

学生、アマチュアの方はもちろん、フランス有数のオーケストラの奏者達から、なんと!ロンドン交響楽団のコンサートマスターさんにいたるまで総勢70余名。

プラス、合唱で参加してくださるプロの声楽家40名。

総じて110名以上にも上る大所帯となりました!!!!

そこに、ピアニストの萩原麻未さんも加わり・・・

3時間のリハーサルで無理やり3曲を練習(滝汗)。

結局参加者全員で演奏できたのは、本番のみ、という、ものすごい状況下でのコンサート、だったわけです(笑)。

それなのに、みなさん、メッチャ!一生懸命についてきて下さいました!!!
演奏の技術レベルとか、奥行きのないステージに無理やり詰め込まれたようなオケの方々の悪条件であるとか・・・そんな事を一切凌駕した熱〜い演奏だったのですよ!!!!!!

武満徹 弦楽のためのレクイエム
ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調 (ソリスト 萩原麻未)
ドボルザーク 交響曲第9番 「新世界より」

プログラムを演奏し終えた後、アンコールとして、合唱隊のリードのもと「さくら」「ふるさと」の2つの日本唱歌を会場のみなさんと大合唱。

「ふるさと」の歌詞をくちずさみながら、不覚にも私は指揮台の上で泣いてしまいました。
見れば、会場の皆さんの中にも涙を拭いておられる方々がいらっしゃる。
振り返れば、オケの中にも涙ぐんでる方々が!!
それを見て余計に涙が溢れて、どうしようもありませんでした。

被災された東北のみなさんに、一日でも早く「山は青きふるさと」「水は清きふるさと」が戻ってくることを願わずにはいられません。その想いはきっと会場にいた全ての方々も共有されたのではないかと思います。

結局この日集まった義援金は、総額にして日本円で約260万円となりました。
このお金は日本ユネスコ協会を通じて、被災地の教育施設再建に利用されるそうです。

参加者のみなさま、ご協力いただいたみなさま、ご来場いただいたみなさま、そして熱い思いを共有させていただいた全てのみなさま、、、、ありがとうございました!!!!!!


「東日本大震災チャリティーコンサート実行委員会」の活動は、まだまだ続行中です。
今日も次なる演奏会の打ち合わせをしてきたところ。明日は室内楽演奏会が開催されます。


東北のみなさんに、少しでも私達の想いが届きますように。私達のエールが届きますように。それを願いながらの毎日です。

フランスからも沢山の方々が日本を想っていますよ!

















最後に、ユネスコの演奏会に参加された全ての方々のお名前を記しておきますね。

チャリティー演奏会実行委員

Keita Matsumiya
Ryo Dainobu
Hiromi Watanabe
Tomomi Hirano
Yumiko Yokoi
Tokiko Hosoya
Naoki Sakata
Akino Kamiya
Chinatsu Saito

実行委員ホームページ://csjparis.org/


JAPONAIDE合唱団

ソプラノ
Chinatsu Saito, Shoko Kumada, Valentine Martinez, Ayako Inagaki, Noriko Urata, Sayaka Niikura, Noriko Yakushiji, Ivana Ivanovic, Julie Cherrier, Mayuko Yasuda, Shigeko Hata,
Yoko Takeuchi, Sayuri Araida,Yumiko Yamanaka, Akiko Konno,

アルト
Rika Hinata, Maho Ueno, Mari Sano, Aki Shirane, Mari Kobayashi, Yuka Toyoshima, Akie Kakehi, Ayako Kosaka, Marianne Junko Bélijar, Asayo Otsuka*,Naoko Sunahata*, Anne Rodier*, Paola Munari*, Marie Claude Patout,

テノール
Hervé Cassagnabère(Contre Ténor), Hiroshi Azumi, Vincent de Veyrac

バス
Takeharu Tanaka, Yusuke Harada, Yuqun Zheng, Setsu Ishiguro, Richard Tronc, Jan Stümke,Philippe Parisotto, Robert Jezierski,



Japonaide実行委員

Shiori Saito
Emi Hirasawa
Kyo Ichida
Ko Oda
Fumiko Ichida
Tomohiro Maeda
Utaco Ichise
Rinko Tanaka
Nobuyoshi Asai
Hanae Uwajima
Monami Yamashita
Shu Okuno
Ikumi Koyama
Nanako Ishizuka
Yukari Miyamoto
Takahiro Shimizu


技術スタッフ

Laurent Lafosse
Guillaume Chaumard
Pedro Caetano
Augustin Muller
Thibaut Maillard
Marie Delorme
Elsa Desjardins
Ken Yoshida
Yoann Legruiec
Nathalie Lai
Isabelle=Isana Takino
Taiki Matsumoto
Jean-Michel Kim
Baptiste François
Makiko Yamaguchi
Asagi Itoh
Hiroe Yasui
Haruka Inoue
Megumi Toda
Kana Okada
Jun Saotome

会場スタッフ

Junko Shimai Pouyau
Esteban Mujica
Misato Hanawa
Ayumi Hattori
Mai Fukui
Kei Tojo
Nao Morimoto
Yuko SASAI

広報

Sophie Flusin
Magali Noël


ユネスコ職員

Akio Arata
Julie Saito
Jun Morohashi
Mari Yatsunaga
Junko Okahashi

ソロ・ピアニスト

Mami Hagiwara


オーケストラ団員

第一ヴァイオリン

Saori Furukawa (concert mistress)
Gordan Nikolic
HEBER Noelle
Hisa Ohashi
Rika Musashi
Pierre Martel
Lise Martel
Yoko Mano
Junko Senzaki
David Haroutunian
Asami Costantini
Kyungwon Baik
Michiko Yamada
Keisuke Tsushima

第二ヴァイオリン

Yuki Tsuji(首席)
Aya Kono(kawano)
Anton Hanson
Naomi Iikawa
Claire Salesse
Julie Gehan Rodriguez
Izumi Inoue
Eun-Hee Jo
Laurent Chatel
Aya Hasegawa
Kouichi Morishita

ヴィオラ

Noriko Inoue(首席)
Kei Tojo
Chiai Yajima
Hana Goto
Anne-sandrine Duchène
Mai Yoneda
Martin Rodriguez
Rémi Brey
Elsa Balas
Paul Dat
Laurent Camatte

チェロ

Tomomi Hirano(首席)
Michèle Pierre
Celine Flamen
Paul Colomb
Marianne Dumas
Jesús Rafael Diaz Léon
Vincent Catulescu

コントラバス

Sakiko Tanaka(首席)
Esther Brayer
Nicolas Crosse
Philippe Noharet
Nicolas Charron
Lopez Mathias

フルート

Mihi Kim
Yua Souverbie

オーボエ

Keiko Inoue
Jun Saotome
Rémi Grouiller (Cor anglais)

クラリネット

Jérôme Comte
Akina Yoshino

ファゴット

Jean-François Duquesnoy
Thomas Rio

ホルン

Grégory Sarrazin
Yukiyo Ueki
Kostia Bourreau
Kurumi Kudo
Stéphane Bridoux

トランペット

Laurent Dupéré
Takuma Sakamoto
Leclerc Sylvain

トロンボーン

Lucas Perruchon
Mai Sasaki
Alain Rigollet

チューバ

Atsutaro Mizunaka

打楽器

Kensuke Momoi
Akino Kamiya
Pierre-Olivier Schmitt
Florian Cauquil
Adrien Perruchon

ハープ

Rino Kageyama
コメント
ものすごいメンバーの方々が集まったようですが、ボランティアの質も高かったのですね。
本当にすばらしいコンサートになったのだと思います。
アホーヤさんもお疲れでしょうが、とても良い仕事をしていただけたと思います。
今はゆっくり休んでくださいね^^
  • scorpio
  • 2011.04.14 Thursday 10:28
コンサート実行までの経緯を書いてくれてありがとう!気持ちがすごく伝わり涙が溢れました。
あなたや多くの皆さんの熱い思いは、希望を失いそうな現実と向き合っている多くの日本人たちに、生きる勇気を与えてくれるものです。私もあなたに負けていられません。大震災後すぐに始めた「がんばろう、ニッポン!」キャンペーンの募金を、昨日朝日新聞厚生文化事業団に届けてきました。私のへそくりを足して丁度70万円でした。引き続き第2次募金を開始します。がんばって!音楽の力は絶大です。どうかあたたかい心と力を送ってください。
15 avril 2011 - Dominique Leglu - Fukushima (32) : Nouveau danger. Des r&eacute;actions de fission dans la piscine n°4 福島原発事故(32の続き)。新たな危険。4号機のプールで
Un autre article paru ce vendredi 15 avril 2011 &agrave; 0h10 sur le site Nouvel Obs.com, et sign&eacute; Dominique Leglu, directrice de la r&eacute;daction de "Sciences et avenir".
(Le blog dont il est fait mention dans cet article est le blog "Science pour vous et moi" de Dominique Leglu, sur http://blogs.nouvelobs.com/,
blog dans lequel elle a fait para&icirc;tre depuis le 12 mars 2011 une suite d'articles quotidiens concernant Fukushima. Cet article est le 32i&egrave;me de cette suite.)



ici :

http://sciencepourvousetmoi.blogs.sciencesetavenir.fr/archive/2011/04/13/fukushima-suite-31-radioactivite-attention-a-la-discriminati.html






Je cite :





15.04.2011



M. Kawakita Kiyomasa, journaliste, a accept&eacute; de traduire [l'article] en japonais de fa&ccedil;on &agrave; faire circuler l'information internationale vers le Japon. Nous l'en remercions chaleureusement
(pour lire le blog d'un seul tenant en fran&ccedil;ais, aller directement au-dessous de la traduction, SVP) .



FUKUSHIMA (suite 32) NOUVEAU DANGER. Des r&eacute;actions de fission dans la piscine n°4





福島原発事故(32の続き)。新たな危険。4号機のプールでの核分裂反応。



Attention, danger ! C’est vers la piscine de l’unit&eacute; n°4 de Fukushima que les

regards convergent aujourd’hui avec une nouvelle inqui&eacute;tude.


危険、要注意!現在、新たな不安で見守らなくてはならないのは福島原発4号機のプールである。



S’y d&eacute;roulent des r&eacute;actions en cha&icirc;ne d&eacute;gageant une tr&egrave;s forte radioactivit&eacute; !



極めて高い放射能を放出しながら様々な反応が続いて起こっている。



Des niveaux “100 000 fois sup&eacute;rieurs &agrave; la normale”, selon l’agence de s&ucirc;ret&eacute; nucl&eacute;aire japonaise NISA.



日本のNISA (原子力安全保安委員会)によれば(放射能の濃度は)通常値の100 000倍の水準である。



C’est ce que l’on peut comprendre apr&
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